2015年07月12日

太陽光発電のいわゆる「過積載」について最適な過積載率は?(3)

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 当ブログはアメブロ (http://ameblo.jp/fppv/ )と、独自ドメインのブログの両方で公開を行っておりましたが、今般「ねぎソーラー1周年」という一区切りに合わせて、最近はやりの Wordpress なんぞに移行しようかと考えております。

 これに合わせて、結構無造作に公開をしていた過去記事を再編集する予定です。「弊社発電設備の発電実績」「技術関係の話」「法人化・合同会社・税務」「物欲(弊社の資機材導入計画)」「その他お知らせ」などにシンプルにしようかと思っております。当面の間は独自ドメインのブログをご覧ください。

 また、この記事には外部のサイトへのリンクがありますので、やはり独自ドメインのブログ ( http://blog.rokutech.jp/ )からご覧いただくと便利です。

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 ずいぶん久しぶりですが、太陽光発電のいわゆる「過積載」について最適な過積載率は?(1)と、太陽光発電のいわゆる「過積載」について最適な過積載率は?(2)の続きの記事です。TIGO Energy で集めたデータをもとにあんなこととか、こんなことを妄想するコーナーです。(ほんまかいま)

 ・・・ということはさておき、「ねぎソーラー1周年」は1周年、パワコンに記録されている毎日の売電量や TIGO Energy のデータから判断する限りでは、1日の発電量が最大だったのは2015年4月26日かなと思われました。ということで、この日のデータをもとに、過積載率についてねちねちと検討をしてみたいと思います。

 弊社の「ねぎソーラー」は、傾斜角15度(最後列は25度)くらい、方位角は西に18度くらいとなっています。そのため、真南向き・20度など、より発電量が多くなる条件で設置をされている発電設備と比較すると発電量が若干少ない=すなわち「スーパー過積載でもエキストリーム過積載でもやるべき!」という傾向になってしまいますので、適宜割り引いてご利用をお願いいたします。

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【最初】

 まず、TIGO Energy ( https://installations.tigoenergy.com/base/main/summary?sysid=18633 ← 「ねぎソーラー」のデータ)からダウンロードしたデータを Excel で加工して5分毎の発電量をグラフ化して、目視で(?)日中でも発電量のカットがされていないことを確認しました。

 そもそも弊社の「ねぎソーラー」は「パネル12.4kW + パワコン9.9kW」で、いわゆる「過積載率」は1.25倍程度なので、カットはほとんど起こりません。(12.4kWのパネルが、太陽電池セル温度25度の条件下であったとしても、実際の設置環境下で12.4kW発電することはそもそも多くないわけですが、実際の設置環境下では4月の昼間の晴天時にはセル温度が40度ないし50度くらいになっているでしょうから、この時点でパネルの発電量は12.4kWから1割引です。さらにパワコンまでのケーブルでの損失や、パワコンでの損失を引かねばなりませんから、そうすると、「過積載率」1.25倍程度では、ほとんどカットが起こらないということになります。)

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【つぎ】

 次に、各パネルの発電出力の合計値の、1日の中での最大値をみてみました。この日は 32.02 kW でした。弊社の「ねぎソーラー」では、だいたい、この値の9割くらいが実際のパワコンからの出力になっている傾向があるのですが(これは毎月の発電量の傾向でも同じで、TIGOのデータの発電量の9割くらいが実際の売電量になっています)、TIGO Energy での発電電力の最大値が 33 kW (29.7÷90%) ならパワコンがフル出力(29.7 kW)ということになるのかなということで、パネルをあと3%(33÷32.02=103%)積み増しても、カットが起こらないということにしましょう。と、いうことで、ここでは、過積載率1.29倍 (37.2×103%÷29.7=1.29) までならカットは起こらないします。

・・・上にも書きましたが、設置環境が「ねぎソーラー」よりもよい発電設備ではこの過積載率の「1.29倍」はより小さな数字になると考えられます。

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【そしていよいよ】

 パネルをパワコン容量に対して、上記の「1.29倍」に替えて1.4倍」とした場合には、当然、それに(ほぼ)比例してパネルでの発電電力は(パワコンが何も制御をしなければ)増えるはずです。上記の「33 kW」を超える部分は「捨てられる」(正確にはちがう部分もありますが少なくともその時間帯においては能力が無駄になった)と言えます。ここでは、5分毎に、「(パワコンの制御がない場合の)発電量」「(パワコンの制御の結果)カットされた電力量」「(その結果実際の)発電量」を計算してみました。

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【で、計算の結果は】

 結果はこうなりました。

過積載率 - カットされる割合(春の晴天時の1日のパネル容量から計算される理論上の総発電量に対して)
1.4倍 - 1.54%
1.5倍 - 4.04%
1.6倍 - 7.00%
1.7倍 - 10.11%
1.8倍 - 13.27%
1.9倍 - 16.35%
2.0倍 - 19.29%
2.5倍 - 31.69%
3.0倍 - 40.97%

過積載率 - 売電収入(1.0倍のときと比較して)
1.4倍 - 138%
1.5倍 - 144%
1.6倍 - 149%
1.7倍 - 153%
1.8倍 - 156%
1.9倍 - 159%
2.0倍 - 161%
2.5倍 - 171%
3.0倍 - 177%

 パネルを1割積増しても、コスト1割上がるわけではありませんので、その点から考えると、過積載率0.1倍アップに対して、売電収入が5〜7%ほどアップすれば「過積載」的な採算ラインと言えるかと思います。と、考えると、「春の晴天時」だけを想定した場合の「現実的な過積載ライン」は1.5倍でしょうか。年間の総発電量の最大化のためには「春の晴天時」以外の時期も想定しなければなりませんからこの「現実的な過積載ライン」はもう少し上になりますね。ただ、パネルの仕様や、パワコンの仕様、保証の関係もありますから、自ずと落とし所が見えてくるのではと思います。(と、他人任せ)

 ただし、これは弊社の「ねぎソーラー」でのデータをもとにした計算上の値です。もっと環境のいいところだと、当然この「カットする割合」が大きくなりますから、「現実的な過積載ライン」は下がります。

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【まとめ】

●1.2倍や1.3倍くらいまでなら万人におすすめと言えるのではと思います。

●土地に余裕があれば「スーパー過積載」1.4倍や「エクストリーム過積載」1.6倍くらいなら十分検討の価値ありでしょう。
(ただし、「エクストリーム過積載」級になると利回りは低下する可能性があります。)

●それを超える過積載はご自身でよーく考えて慎重にお願いします。
(保証の関係や、設置環境がよい場合・初期費用を抑えたい方・利回り重視の方)

●「過積載日本一への挑戦」は、挑戦だけなら止めません。しかし、どこの世界でも一番になるのは難しいものです

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 それではみなさま、これからも素敵な過積載ライフを。

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■■【重要】お知らせ (1)
「どこの分譲屋さんが信用できるか」というお問い合わせをいただくことが多々ありますが、そのようなお問い合わせには回答を差し控えさせていただきます(返信も差し控えさせていただきます)ことをご了承ください。「事業」ですので、みなさまご自身の責任で「取引先」「投資先」をご検討・ご選定ください。
●【土地(名義の確認)】【設備認定(いつ取っているか)】【電力会社への申し込み=電力受給契約(いつ申込・契約されているか】【連系費用は出ているか・いくらなのか】などを、それぞれの発行元からの ★公式な書類等確実な方法で★ ご確認されることをおすすめします。また、【据付工事完工予定はいつなのか】【連系予定はいつなのか】【引渡しは完工後連系前か連系後か】【支払い条件や予定通りに進まない場合の解約・返金条件】も ★口約束ではない形で★ ご確認されることをおすすめします。
●図面を取り寄せて技術的に(電気的に)適切な設計がされているかの検討もおすすめします。また、架台・基礎の丈夫さ(風速何メートルまで耐えられるか)、造成・整地の内容、雨水等の排水計画が適切になされるかの確認もおすすめいたします。
★「買わない」というのも選択肢★ です。特に、スケジュールと解約・返金条件はよくご確認をされることを ★強く強く★ おすすめします。(予定通りに行かないことは多々あります。)
●特定の業者さんを危ない・よくないといえば業務妨害になりかねませんし、逆に実は危なくなかったりするとお問い合わせをいだいた方に機会損失を生じさせたことにもなりかねませんのでこれ以上はご容赦ください。
●お値段の比較検討の際には、【土地は購入か賃借か】【購入価格その他コストや売電収入は税抜きか税込みか】をよくご確認の上、【フェンス】【防草対策】【発電量の遠隔監視システム】などが含まれているか否か、また【管理費が管理内容と比較して不当に高くないか】などもよくご注意ください。
●くれぐれも見た目の利回りだけで評価をされないようご注意ください。土地代を利回り計算に入れている(最後はタダという扱い)だったり、土地代は利回り計算に入れない(土地の価値は変わらないというちょっとチャレンジャーかもしれない前提)だったりと、統一された基準は全くありません。
● ★ご自身なりに基準を明確にした上で★ それに基いてあらゆるコスト・リスクをご検討の上、収益をご算出されることをおすすめいたします。

■■お知らせ (2)
当ブログ主は税理士ではありませんので、税務相談は承れません(税理士法に規定されています)。特に、個々の個別・具体的なお話はご質問をいただきましても一切お答えできませんことを予めご了承ください。複雑なのは税理士さんの仕事(税務署員の老後のお仕事)を守るためですから(笑)、「楽に」「タダで」などという虫のよい話はありません。「タダで」するなら自分で勉強を、「楽に」なら素直に税理士さんにお願いしてください。
なお、当ブログ主はファイナンシャルプランナー(2級ファイナンシャル・プランニング技能士(個人資産相談業務・生保顧客資産相談業務)なので、お金の計画の相談は範疇ですがあくまでも計画だけです。税金の込み入った話は税理士さんに、お金そのものの相談は金融機関さんにお願いいたします。えっ、証券外務員(二種外務員)? 合格しただけでは使える資格ではないのです。

■■お知らせ (3)
当ブログをご覧のみなさまや、情報交換会にご参加いただきました方からの当ブログ主へのお問い合わせは極力電子メールでお願いいたします。お電話をいただきましても、海外など ★電話のつながらないところにいることが多々★ ございます。(弊社のお客様・お取引先様につきましては都度、ご連絡方法をお知らせさせていただいておりますとおりです。) 弊社への電話が通じない場合には電子メールでのご連絡をお試しください。

■■お知らせ (4)
弊社のロクテックあびこ発電所(通称「ねぎソーラー」)(パネル 37.2kW・パワコン 29.7 kW)の発電量(TIGO EnergyによるDC側発電量(パネル発電量合計値))は、7/8 79 kWh、7/9 41 kWh、7/10 163 kWh、7/11 210 kWh でした。

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posted by fppv (りょん)@rokutech at 01:00| Comment(0) | 50kW未満太陽光発電所計画

2015年06月07日

弊社の今後の太陽光発電設備はもう少しDIY的にやっていこうかと

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 当ブログはアメブロ (http://ameblo.jp/fppv/ )と、独自ドメインのブログの両方で公開を行っておりましたが、今般「ねぎソーラー1周年」という一区切りに合わせて、最近はやりの Wordpress なんぞに移行しようかと考えております。

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 弊社の発電設備で現在、運転開始済みなのは、所有者がだれなのかよりもその設備の名前のほうが一部では有名な「ねぎソーラー」(パネル37.2kW・パワコン29.7kW)のみあります。・・・というと、いろいろな筋から「えっ?まだ1つ?」とよく言われるわけであります。

 融資が通ったものという基準であればあと3設備「やまソーラー1号」「やまソーラー2号」「はまソーラー」・いずれも仮称)あるわけですが、予定通りに行かないことは多々あるわけで、いつまでもお天道様を見ながらジュルジュルしているだけではどうにもならないわけで、29円(あるいは27円)でも続けて行こうと思っているところであります。

 そうなってくると、当然コストダウンは重要なわけで、よりDIY的にやっていかねばなりませんし、そもそもの目的は当ブログ主の本業(とか世を忍ぶ仮の姿とかいろいろと言われてはいますがそれはとにかく)にも使える「ノウハウの蓄積」。

 と、いうことで、なるべく近い場所(多少日射量が少ない懸念はあってもそれなりであれば)に発電設備を持つということが必要かなと思っている次第であります。ということで、山梨県内某所(南のほう)で検討中であります。

 で、昨今、興味が出てきたのが刈払機とか草刈機。納税にも意義はありますが(棒読み)、弊社の決算も近いことですし、当ブログ主のノウハウ蓄積にはもっと意義があるわけで、えいっと買ってみようと思っております。

■ガソリンや混合燃料で動くもの
 定番といえば定番。とはいえ、ご近所さんも近かったり、また余った燃料を抜いたりというのも面倒?

■電気で動くもの(コンセントからAC 100V)
 野立ての発電所の場合、電源供給をどうするという問題も。

■電気で動くもの(バッテリー)
 バッテリー 1個で30分とか1時間では厳しいなあ。

■カセットボンベで動くもの
 指定のバッテリーでないといけないらしいので、ちょっとそこは難点かも。

と迷っているところです。うーん、やはり電気で動くもののほうが静かだし扱いやすいなあ・・・ということで、どうやって充電するか。そこで思いついたものが・・・。屋外で発電。もちろん、刈払機とか草刈機のバッテリーは2個用意して、フル充電にした上で、使用後空いたバッテリーは現地で充電をしながら、という算段です。

●独立型太陽光発電システム(パネル + 蓄電池 + チャージコントローラー + インバーター)

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●独立型太陽光発電システムの機能が一体型になってるもの (クマザキエイム SL-12HとかSV-250とか・5万円ちょい)

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●市販品のカセットボンベで発電ができる発電機 (ホンダ エネポ EU9iGB ・定価で10万円ちょい )

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 電気で動く刈払機って、実際、使い勝手、いかがですか?

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■■【重要】お知らせ (1)
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次回の ★情報交換会★ はちょうど10回目、6月26日(金曜日)を予定しております。例の場所(新宿近辺)、例の時間(19:15から)を予定しております。現在、当ブログ主以外に4名の方からご参加表明をいただいております。ご参加表明は弊社宛の電子メールでお願いいたします。詳しくは「第10回 情報交換会(ねぎソーラー本当に1周年記念スペシャル号(仮称))」(2015/06)のお知らせをご覧ください。

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posted by fppv (りょん)@rokutech at 19:50| Comment(4) | 50kW未満太陽光発電所計画

2015年05月11日

ひっそりと「プロジェクト」のようなもののその後

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いちおうこの記事は以下の記事の続きのような記事です。

ひっそりと「プロジェクト」のようなものを2つほどお知らせです。
http://blog.rokutech.jp/article/113552120.html

いろいろな事情で、弊社の発電設備は相変わらず ★電車で会いにいける野立てソーラー★「ねぎソーラー」(パネル37.2kW・パワコン29.7kW) のみという状況であります。関係各方面から様々なご心配やら意外感をいただいたりもするわけですが、昨今のあんなこととかこんなことを鑑みると、「雨男」とかというレベルではない何かを感じざるを得ない今日このごろです。

・・・ということで、弊社の2つ目以降の発電設備の実現に向けて全力で動くことにいたしました。

すでにいくつか「コバンザメプロジェクト」の情報をいただいておりますが、実現可能なタイミングでえいや!っと動けるように妄想と体制は整えつつ、さらに他の発電設備も増やすべく、妄想と計画を加速していきたいと思っております。

●「うちの横に中途半端な土地が余っているから売ってやるよ・貸してやるよ」
●「27円/kWhでもやりたければどうぞー」

という情報がありましたら、ぜひご連絡をいただければと思います。ネタ・データの提供は惜しみなくさせていただくつもりでおります。お隣さん・ご近所さんにならせていただいて、情報交換(「会」の付く飲み会のようなものも含む)や技術交換をさせていただければと思います。

なお、重点的に検討している地域は以下のとおりですが、必ずしもこれらにはこだわりません。

●千葉県 (「ねぎ」もありますし)
●山梨県 (弊社的にはここが本当は本命だったところ)
●長野県南部
●近畿圏

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■■お知らせ (1)
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当ブログの次回の「情報交換会」(なんと10回目)は6月下旬の水曜日か金曜日です。お忙しい方もお暇な方もぜひご参加をご検討ください。情報交換会って何だ?という方は「第9回 情報交換会(ねぎソーラーもうすぐ1周年記念スペシャル号(仮称))」(2015/05)のお知らせをご覧いただけると参考になるかもしれませんし、ならないかもしれません。

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■■お知らせ (5)
当ブログをご覧のみなさまや、情報交換会にご参加いただきました方からの当ブログ主へのお問い合わせは極力電子メールでお願いいたします。お電話をいただきましても、電話のつながらないところにいることが多々ございます。(弊社のお客様につきましては都度、ご連絡方法をお知らせさせていただいておりますとおりです。)

■■お知らせ (6)
弊社のロクテックあびこ発電所(通称「ねぎソーラー」)(パネル 37.2kW・パワコン 29.7 kW)の発電量(TIGO EnergyによるDC側発電量(パネル発電量合計値))は、5/6 199 kWh、5/7 117 kWh、5/8 219 kWh、5/9 73 kWh、5/10 210 kWh でした。

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posted by fppv (りょん)@rokutech at 00:30| Comment(0) | 50kW未満太陽光発電所計画

2015年04月23日

太陽光発電のいわゆる「過積載」について最適な過積載率は?(2)

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ブログ記事は近々、主に独自ドメインのブログ ( http://blog.rokutech.jp/ )でのみ更新することといたします。ブックマークをされる場合には独自ドメインのブログ ( http://blog.rokutech.jp/ )をお願いいたします。

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太陽光発電のいわゆる「過積載」について最適な過積載率は?(1)の続きの記事です。

5月までのデータの中で一番いいデータを探したいところでしたが、諸般の事情により早くある程度はまとめたかったので、4月で発電量のよかった4月2日のデータを使ってみることにしました。

なお、運転開始後の日々の発電量の比較グラフをパワコンで確認したところ、この4月2日は、昨年5月末からこれまでで一番発電量が多かった日のようですので、無意味なデータではないかなと思います。

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1) 分析の対象としたデータ点数は 270万点 (12.5時間×3,600秒/時間×0.5点/1秒×120枚) でした。

2) 各パネルの発電電力(直流)の最高値の、120枚の平均値は 280.4 W (310 Wに対して90.5%)でした。86.0%以上の発電をしている時間が1時間、85.0%以上の発電をしている時間が2時間、80.8%以上の発電をしている時間が3時間、72.6%以上の発電をしている時間が4時間、66.3%以上の発電をしている時間が5時間でした。

3) パワコンの変換効率94%、その他のロス(ケーブルによる抵抗損失を想定)を3%として試算したところ、パワコン容量に対してパネル容量を120%以内とすれば、パワコンの容量によって発電がカットされることはありませんでした。

4) 120%→130%にしたところ、発電量は120%→129.49%となり、このあたりで頭打ちが生じ始めます。130%→140%→150%→160%→170%→180%→190%→200%とすると発電量は129.49%→135.97%→141.66%→146.24%→150.18%→153.50%→156.79%→159.13%と増えてはいきます。

5) パネル・架台等のコスト(関連する資機材や工事費を含む)を全体コストの60%とした場合、パネル容量を+10%することは全体コストを+6%することになりますから、発電量もできれば+6%はほしいところです。この場合には150%くらいまでがコスパ的は受け入れ可能ではないかと思われます。これを超えると「コストをかけたほどは発電量は増えない」な感じです。ただし、これはあくまでも4月のこの日(晴天時)「のみ」を想定した場合です。

6) 上記の4月の晴天日のデータからは「最適な「過積載」率は150%くらい」と言える気がいたします。(前回の記事では2月の晴天日のデータでは160%くらいでした。) なお、曇の時間帯など日射量が少ない時間には過積載はした分だけの効果が期待できる余地がより大きくなりますから、このあたりを総合的に考えると、年間の総発電量の最大化を意図するのであれば、160%超えもあってもよいのではと思います。

7) 繰り返しになりますが、適切な「過積載」率は、「土地等設置スペースの有無」「パネル・パワコンの仕様」「パネルのみを増やすことによって生じるコスト(パネル・架台・据付工事等)の全体コストに対して占める割合」「コストに対応できる資金の有無(自己資金や借入が可否)」「設置場所の環境条件」「資金を全力で投入するか、次の資金として手元に残しておくか」などに左右されます。

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 以下、つぶやきです。

●某有名なL社様の72kWとか76kWとか81kWとかの商品設定は鋭いところを突いてこられますね。(見積もりとか相談ばとかたまにお客様紹介程度ばっかりですみません。>某L社様)

●「頭打ちなんてヤダ、もったいない」という方なら1.3倍くらい、「年間総発電量重視」なら1.7倍くらいまでなら十分あり(晴天・昼間以外=朝夕や曇天時の発電量の引き上げを期待=ただし発電量の絶対量は大きくはないのでそれを引き上げても効果はほどほどではありますが)、そんな感じでしょうか。ただし、パワコンの入力・電圧の範囲内であることが大前提ではあります。

●「場所をたくさん確保できる方」「分散して発電設備を設置できる方・管理ができる方」以外は、「見つけた土地・連系「枠」でいかに多く発電するか」が重要になってきましから、いわゆる「過積載」は大きなソリューション(笑)であります。

●今後とも、TIGO Energy から得られるデータをもとに、各種ネタ?を提供していきたいと思います。

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posted by fppv (りょん)@rokutech at 01:30| Comment(2) | 50kW未満太陽光発電所計画

2015年04月19日

太陽光発電のいわゆる「過積載」について最適な過積載率は?(1)

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パワコン容量よりも大きな合計容量のパネルを取り付ける、いわゆる「過積載」。誰が言い出したのかはよく知りませんが英語でも oversizing とか oversized という表現を使われているので、まあそういうものですね。(ご興味のある方は solar inverter module ratio あたりで検索をしてみてください。パワコンは英語圏では通じない単語です。英語圏では Solar Inverter やら PV Inverter で通じます。)

50 kWのパネルを付けても、実際には50 kW発電することはまれで、昼間でもせいぜい40kW程度が実際のところです。これは、50 kWというのは「結構理想的な光が当たればパネルは50kW発電するよ」という意味であること、また、パネルで発電された電気が売電できるまでの間に、さまざまなロスがあることによります。

それなら、「パネルが50 kWならパワコンは 40 kWでいいんじゃね?」「パネル 60 kWにパワコン49.5 kWでいいんじゃね?」となるわけです。さらにもう少し踏み込んで「もっとパネルを増やしたら朝から晩まで発電量がもっと増えるよね、真昼はパワコンの容量までで頭打ちにされちまうけども」となるわけで、こうすれば、パワコンの台数を減らせたり、「50kW未満」という低圧連系の制約の中でより多くの発電量が得られるわけです。(「パワコン容量とそれにつがなるパネルの合計容量の小さい方」の合計が50kW 未満なら低圧連系できます。)

では、「過積載」はどこまでできるのでしょうか、また、どの程度がコスパが最良なのでしょうか。

まず、どこまでできるのか、ですが、「パワコンさんが許してくれる限り」でしょう。パワコンの仕様として入力電流・電圧の上限や、運転可能な入力電圧の範囲が決まっています。これを守っていれば大丈夫ですよ、とは複数のパワコンメーカーさんの営業担当者さんの談であります。寿命が短くなるのではとの心配もあるようですが、現実的にありえないようなとんでもない過積載でもしない限りは、「朝から夜までフル稼働」はありませんから、それほど気にしなくてもよいのではと考えます、当ブログ主は、ですが。ただし、施工店・販売店さん等によってはやり過ぎは保証の対象から外されることがあるようです。

なお、太陽電池セルの温度が低いほど開放電圧(負荷をつないでいないときに生じる電圧)は上がります。設置する場所での想定される最低気温を踏まえて、何枚直列つなぎにできるかを検討する必要があります。(逆に短絡電流は太陽電池セルの温度が高いほど大きくなります。) なるべくたくさん直列につないだほうが、過積載の趣旨に合いますし、電圧も高くなりますからパワコンが朝早くから動いてくれます。また、ケーブルの数量も減らすことができますから、ロスも小さくなります。したがって、「何枚直列につなぐことができるか」(開放電圧・想定される最低気温から計算)×「いくつ並列にできるか」(パワコンの入力回路数)×「パワコン台数」が、物理的な限度になります。

コスパを無視すれば上の計算結果で「つなげるだけつなぐ」が発電量の最大化ですが、パネルもタダではありませんから、やみくもに増やすわけにもいきません。(「パワコンさんが許してくれるだけエクストリーム過積載」というのもネタとしてはありですが。)

そこで、パネル容量・パワコン容量と、発電量が頭打ちになる頻度の関係を把握することが必要になってきます。(把握なんかいらん、結果だけ教えろという方は、そもそも当ブログをご覧になるようなことはないとは思いますが、結論は某L社さんの製品の構成からすると「1.5倍とか1.6倍程度がコスパよし」ということでよいかと思います。)

で、弊社の「ねぎソーラー」に取り付けた TIGO Energy で得られたデータのうち、比較的天気のよかった2015年2月15日(日曜日)の約2秒ごと・120枚のパネル(1枚310W・方位角真南より西に18度・傾斜角15度(最後列を除く))のデータから、以下のように分析してみました。限られた1日のデータをもとに、「〜な感じ」で結論にもっていっていますので、読み物程度にお取り扱いください。ってこのブログ自体がそうですが。

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1) 分析の対象としたデータ点数は 200万点 (9時間×3,600秒/時間×0.5点/1秒×120枚) でした。

2) 各パネルの発電電力(直流)の最高値の、120枚の平均値は 238.8 W (310 Wに対して77.0%)でした。75.0%以上の発電をしている時間が1時間、73.0%以上の発電をしている時間が2時間、69.8%以上の発電をしている時間が3時間、64.4%以上の発電をしている時間が4時間、57.1%以上の発電をしている時間が5時間でした。

3) パワコンの変換効率94%、その他のロス(ケーブルによる抵抗損失などを想定)を3%として試算したところ、パワコン容量に対してパネル容量を140%以内とすれば、パワコンの容量によって発電がカットされることはありませんでした。

4) 140%→150%にしたところ、発電量は140%→149.36%となり、このあたりで頭打ちが生じ始めます。150%→160%→170%→180%→190%→200%とすると発電量は149.36%→155.73%→160.96%→164.83%→168.65%→171.47%と増えてはいきます。

5) パネル・架台等のコスト(関連する資機材や工事費を含む)を全体コストの60%とした場合、パネル容量を+10%することは全体コストを+6%することになりますから、発電量もできれば+6%はほしいところです。この場合には160%くらいまでがコスパ的は受け入れ可能ではないかと思われます。これを超えると「コストをかけたほどは発電量は増えない」な感じです。ただし、これはあくまでも2月の晴天時「のみ」を想定した場合です。

6) 「気温が上がるとその影響で同じ日射量でも発電量は下がる(太陽電池セル温度が10度上がると-4%程度)」「空気中の水蒸気量が多いと近赤外線が吸収されやすいので発電量にはマイナスに作用する」がありますが、「NEDOのMETPV-11のグラフによると2月の同じ時刻と比較して春から秋では1〜2割ほど多く日射量が多い」ので、これらを総合的に勘案すると、春から秋にかけてはもう少しは発電量のカットが生じそうな感じです。

7) そのため、年間を通じてのことを考えると、上記のデータからは「適切な「過積載」率は140%〜160%くらい」「曇などの日射量の低い時間帯の発電量の引き上げを期待する場合や、影がかかるような立地であればもう少し強気に」がいいのかなと思えます。

8) 適切な「過積載」率は、「土地等設置スペースの有無」「パネル・パワコンの仕様」「パネルのみを増やすことによって生じるコスト(パネル・架台・据付工事等)の全体コストに対して占める割合」「コストに対応できる資金の有無(自己資金や借入が可否)」「設置場所の環境条件(気温・日射量・影その他の影響)」「資金を全力で投入するか、次の資金として手元に残しておくか」などに左右されます。

9) とはいえ、適切な「過積載」率を超えたからといって、太陽光発電事業による売電収入が減少したり、利回りが急激に低下するものではありません。適切な「過積載」率はあくまでも目安と考えるとよいかと思います。「パネルが安ければ」&「土地があれば」&「お財布が許せば」&「パワコンが許す範囲で」きりがいいところまではどんどん増やしてみる検討は決して無駄ではないと思います。

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最後のほうは分析ではなく感覚的なものですが、次回は4月の天気のよい日の TIGO Energy のデータで、「エクストリーム過積載」を検討してみます。

「パネルの設置容量をパワーコンディショナーの容量よりも大きくすることで、設備利用率を上げるケース」や「パネルとパワーコンディショナーの容量の比率を最適化する」が「お上」の文書に登場したりする今日このごろですから、いろいろと(せめて紙の上だけでも)検討してみる価値は大いにあるでしょう。

ちなみに海外でも太陽電池モジュールの「過積載」は以前からの関心の対象になっています。

How oversizing your array-to-inverter ratio can improve solar-power system performance
http://solectria.com//site/assets/files/1472/solectria_oversizing_your_array_july2013.pdf

Designing an optimal oversized array
http://www.businessspectator.com.au/article/2014/4/8/solar-energy/designing-optimal-oversized-array

Optimal PV-to-Inverter Sizing Ratio
http://solarprofessional.com/articles/design-installation/optimal-pv-to-inverter-sizing-ratio?v=disable_pagination

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posted by fppv (りょん)@rokutech at 01:00| Comment(0) | 50kW未満太陽光発電所計画