2014年10月24日

TIGO Energy とは?(1)

このブログ記事はタイゴエナジージャパンさんや代理店さんの提供ではありませんが(?)、弊社の購入に至るまでに、また至ってからも中の人にいろいろと聞いたりしたことも含めて書いています

昨日のブログ記事太陽光発電ムラ遠隔監視システム取付け体験&見学会のお知らせ (1)をご覧になって「TIGO Energyって何?」と思われた方も多くはないとは思いますが、少くもないと思います。

詳しいことは、公式サイト ( http://www.tigoenergy.com/ja )をご覧いただくのが一番ですが、それではブログの記事にならないので(笑)、なんとか記事にします。

http://www.tigoenergy.com/ja/node/129 には、
【特許取得済みタイゴエナジーマキシマイザーシステムはモジュール毎の発電量を20%まで増加し、優れたモジュール監視機能やデータ分析により積極的にシステムを管理し、電弧(アーク)制御やシステムを切断することにより安全性を向上します。 タイゴエナジーの革命的進歩を遂げた基本技術の恩恵により追加経費を最小限に抑える一方、信頼性と変換効率の向上が得られるようになります。】
とあります。

また、http://www.tigoenergy.com/ja/products には、
【タイゴエナジー・モジュール・マキシマイザーシステムは、住宅/商業施設および発電所における太陽光発電用モジュール (ソーラーパネル) の発電量を最大化し、各モジュールのデータを監視管理するタイゴエナジー・マキシマイザー・マネージメント・ユニット(MMU)に送ります。また、より安全な設置作業、点検、 消火活動のために、高圧のDCバスをシャットダウンすることが可能です。タイゴエナジーのMMJ-ESはシステムの要であり、パネル毎に設置します。MMJ-ESはデータの収集、MMUとの通信、電力制御、安全対策を行います。】
とあります。

いろいろと機能はあるようですが海外製品にありがちな文章でややすっきりしないところもあります。が、勝手に要約して三行で書くと、

(1) 発電量の最適化・最大化ができます。
(2) パネル単位で発電量等の遠隔監視ができます。
(3) (火災時やメンテナンスのために必要に応じて直流側の)シャットダウンができます。

です。

(1)は、TIGO Energy のもっとも重要な、そして導入を検討される方にとっても重要な機能かと思います。1行で書くと「普通の接続方法だとパネルの特性がばらついていると低いパネルに全体が引っ張られるわけですが、そうはならないようにパネル単位で制御することで全体の発電量を最適化・最大化する。」(問題のパネルを切り離すだけではありません)です。特性のばらつきが大きいほど、効果は大きくなります。製造時からすでにある特性のばらつきに限らず、経年劣化も「ばらつき」ですし、影の影響も同様です。
「均質に生産されたパネルばかりで」「経年劣化も均質に進んで」「影の影響も全くない」場所では効果はあまり期待できませんが、一般的なパネルの場合には、年数を経ることに導入効果が大きくなってくることが予想されます。なお、逆に、Tigo Energy のシステム自身が多少の電気を食いますから、むしろ最初のうちは効果がマイナス、ということもあり得ます。

(2)は、(1)でパネル単位での制御することによる副次的な機能、ともいえましょう。各パネルの発電状況を監視することができます。各パネルの発電状況を監視できるということは当然全体の発電量もわかるわけです。さらに、パワコンがModbus対応であればそこから出てくる情報も監視することができます。また、Modbus対応の交流電力量計(メーター)、日射量計、温度計等も接続、監視することができます。

(3)は、遠隔でも現地でボタンを押してでも可能で、安全対策として有効です。九州電力管内の昨今の例の件では、九州電力の発表資料の中の「(参考資料8)個別協議の要件」の中で、「回答保留期間中においても、昼間に電力を系統へ流さないよう、下記の要件を全て満たすご提案をいただける事業者さまにつきましては、個別に協議をさせていただきます。」とあり、その要件の1つに「遠隔操作による発電設備の停止・出力抑制」があります。( http://www.kyuden.co.jp/var/rev0/0043/9750/we24tq6gr.pdf ) 過去の記事でも書かせていただきましたが、弊社では博多ラーメン1杯で加速できる九州ビジネスをしてはいないので、TIGO Energyがこれに該当するかを確認をしたわけではないのですが、もしかすると、この「遠隔操作による発電設備の停止」にも使える可能性はあるのかもしれません。

続きます。


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posted by fppv (りょん)@rokutech at 23:30| Comment(0) | 50kW未満太陽光発電所計画