2014年10月21日

破綻・バブル・有象無象の業者・ゴキブリ退治・戦犯扱い・・・?

“太陽光バブル”で政策転換 死屍累々の国内メーカー
http://diamond.jp/articles/-/60765

シロアリや業務停止命令はありませんが、厳しい表現のオンパレードの記事であります。

【日本の再生可能エネルギー政策が“破綻”を迎えそうだ。】

【“太陽光バブル”に乗じて利益を得てきたメーカーも、日本市場の突如の停滞で、事業存続の危機に立たされている。】

【「途方もない“置き土産”だけが残されてしまった」。ある電力会社の幹部は、こう吐き捨てる。】

【有象無象の業者たちが実際に発電するかどうか分からない案件も含め、膨大な認定申請をしたことの影響がもろに出たのだ。】

【実際、経産省も実態調査に乗り出し、8月末までに182万キロワット分の認定を取り消すなど“ゴキブリ退治”に追われている。】

【こうした経緯から、経産省では「FITは失敗だった」との烙印が押され始めている。】

【民主党政権で再エネ施策を一手に引き受けてきた幹部を一転“戦犯扱い”し、普及策の見直しに着手し始めた。】

「破綻」「バブル」「事業存続」「途方も無い」「有象無象」「膨大」「ゴキブリ退治」「烙印」「戦犯扱い」と、これ1つで経済小説が書けてしまいそうなくらいの勢いであります。

【国が本来、取り組むべきことは分かりやすい太陽光発電の爆発的導入ではなく、再エネを持続成長させるため、本命とされる「風力」の環境整備や、そのための地域間送電網の拡充、将来的な電源構成の比率提示など山ほどある。
まずは、明確な再エネの将来像の提示をすべきだろう。】

風力が「本命」かどうかはいろいろと検討が必要かとは思いますが、大筋では正論かと思います。固定価格買取制度(FIT)ができた経緯、買取価格決定の基礎データや経緯やらそのときのロビー活動を想像するに、まともな経緯、健全な制度とは言いがたい部分もあったのも事実でしょう。そのあたりも徹底的にきれいさっぱりして、再生可能エネルギーの持続成長のためにどうするか、しっかりとやっていただきたいものです。

その際には、原子力発電のコスト(リスクも含む)も、きちんと公平性・透明性を確保して、算定に入れていただきたいものです。「再エネサーチャージ月935円」といっしょにぜひ、こっそりと他や将来に付け回されているらしい原子力の有形無形のコストも洗い出して「原子力サーチャージ」も明記してしていただきたいものです。「お上」や「あちら側」に公平性・透明性というのが、エネルギー問題の解決よりも難しい気もしないでもないですが、そういう気はしないことに一応しておきます。一応です。

さて、「有象無象」「太陽光」で検索すると懐かしい記事も見つかりました。

有象無象、「発電成金」を目指せ! 再生可能エネルギーバブルの経済効果
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120629/233943/

2年ちょっと前の記事です。時にはチラリとだけ過去を振り返ることも大切です。今読み返すと、味わい深いものがあります。ソンさんの「満面の笑み」、そりゃあそうですよね。ニヤニヤ

まさにこのニヤニヤ、レント‐シーキング( https://kotobank.jp/word/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0-662266 )
【企業が政府官庁に働きかけて法制度や政策を変更させ、利益を得ようとする活動。自らに都合がよくなるよう、規制を設定、または解除させることで、超過利潤(レント)を得ようという活動のこと。】
のような気がいたします。利潤は当然なのですが、利潤が適正なレベルを超過しているのではないかと。健全な再生可能エネルギーの発展を期待したいものであります。


■■お知らせ (1)
次回の「情報交換会」は11月中旬以降を予定しています。

■■お知らせ (2)
「懇親会」「情報交換会」に過去にご参加をいただいた方へのメールでの開催のお知らせは10月の「情報交換会」のお知らせで最後とさせていただきました。今後、メールでのご案内をご希望の方は、当ブログの「メルマガのようなもの」へのご登録をお願いいたします。「メルマガのようなもの」は最大でも週に2回程度を目安に「お知らせ」を目的とするものです。「号外」と称した広告を送りつけるようなマネはいたしませんのでご安心ください。(今後とも「情報交換会」開催の予定のお知らせは、当ブログではさせていただきます。)

■■お知らせ (3)
最近、さまざまなご相談・ご質問をいただきますが、「ここの分譲業者は信用できるのか」「このメーカー・分譲業者は20年間大丈夫なのか」といったものには答えできません(返信もいたしません)のでご了承ください。「民間企業ですし、つぶれるときはつぶれますから、そのときは自分で維持管理の段取りをする覚悟で買ってください」などと私が技術顧問をさせていただいております分譲業者に関しても無慈悲に言い放っております。まして、他所様の分譲業者さんやメーカーさんについて具体的なお話をさせていただける立場ではございません。発電「事業者」としてみなさまの自己責任で資機材メーカー、施工業者、分譲物件売主をご検討・ご選択ください。

■■お知らせ (4)
一部の記事については、大人の事情により、独自ドメインのブログ ( http://blog.rokutech.jp/ )でのみ公開し、アメブロ (http://ameblo.jp/fppv/ ) では公開しておりません。独自ドメインのブログはURLにリンクも設定されているので便利です。ぜひ独自ドメインのブログ ( http://blog.rokutech.jp/ )をご覧ください。
posted by fppv (りょん)@rokutech at 23:55| Comment(0) | 50kW未満太陽光発電所計画