2014年10月10日

経団連なるものの「当面のエネルギー政策に関する意見」 (3)

いちおう続けます。

【5.エネルギーコスト低減に向けた取組み支援策
エネルギーコストの上昇に歯止めがかからないなか、企業は自助努力でコストダウンに取り組んでいるが、それも限界に近づきつつある。したがって、国全体で企業の省エネ・創エネ設備導入支援策を拡充する必要があるとの観点から、経団連では、企業のエネルギーコスト低減のため必要な方策について、会員企業を対象にアンケートを実施したところ、主なものとして、以下のような意見が寄せられた。これらの早期実現に向け、関係者の取組みが求められる。
※アンケート結果概要については別紙2参照。】

→ 下請けをぎゅうぎゅう絞っているところも自助努力のうちなのでしょうか。

【(1)補助金
「エネルギー使用合理化等事業者支援補助金制度」等、既存の制度について、利用者の利便性向上の観点から、以下の措置を講ずるべきである。
アクセプト 公募から申請受付締切・交付決定から事業完了までの期間の延長
アクセプト 単年度事業における年間公募機会の複数化(本年度は6月〜7月の1回)
アクセプト 複数年度事業における年度またぎ期間(2〜4月)の事業実施に係る要件の緩和】

→ あまりよくわかりませんが、使いやすい制度に越したことはありません。

【(2)政策融資
日本政策金融公庫の「環境・エネルギー対策資金」等について、以下の改善を行うべきである。
アクセプト 対象の拡大(中小企業に限定されているので、大企業も活用可能とする)
アクセプト 投資額に応じた融資をする等の柔軟な運用
アクセプト 申請手続の簡素化】

→ 大企業は公庫ではなく、大銀行ででも借りてくださいよ。経団連の会員企業に銀行がたくさんあるではないですか。
https://www.keidanren.or.jp/profile/kaiin/kigyo.pdf

【(3)税制
以下の措置を講ずるべきである。
アクセプト グリーン投資減税の期限延長
アクセプト 自動車関係諸税の簡素化・負担軽減】

→グリーン投資減税目当ての設備導入とか、市場原理とはいえ足元を見た価格設定というものが散見されますがちょっとちがうんじゃないかと思います。健全な投資促進とまっとうな価格設定での導入ならよいのではと思いますが。ところで、ここでいきなり自動車関連諸税と言い出しているのは、三河のほうの「エコ買え!」な大きな車屋さんのご意向でしょうか。制度の簡素化はに賛成ですが。

【6.電力システム改革
国民生活や企業活動にとって、良質な電力が経済性ある価格で安定供給されることは不可欠である。現在、政府において議論されている電力システム改革の詳細制度設計は、将来におけるわが国の電力供給の仕組みの基本となるものであるが、以下の懸念が残る。
諸外国においては、自由化が電力価格の低下につながらず、むしろ上昇するケースが多い。わが国ではエネルギー供給が不足している状況にあり、資源輸入国であるため資源価格が海外情勢に左右されやすいことから、電力システム改革により電力価格が上昇する懸念はより強くなる。
安定供給に関しても、各事業者が採算性を踏まえて電源投資の是非を決めるため、原子力のような大規模投資が必要となる電源やピーク電源、再生可能エネルギーのバックアップ電源等、低い稼働率が見込まれる電源への投資が確保されなくなるおそれがある。これに対しては容量メカニズムや、電源建設・維持の公募入札制度等で対応することが検討されているが、実際に安定供給が確保されるような電力システムが構築なさなければならない。】

→ そうですね。ただ「資源輸入国であるため資源価格が海外情勢に左右されやすいことから、電力システム改革により電力価格が上昇する懸念はより強くなる。」とわかっているのなら、多少は割高でも、輸入しなくて済む方向で考えましょうと思うわけですが。ところで原子力の燃料などこから来てるんでしたっけ?

【その他、送配電部門の法的分離と小売料金規制の撤廃が行われる第3段階において、発電事業者の円滑な資金調達に支障が生じる、発電・送配電・小売部門が分離されることにより災害時等の緊急事態に電力の安定供給確保が困難になる、といった懸念も完全に払拭すべきである。】

→ これもそうなのですが、払拭できるもんならやってみろよと一部の会員企業さんが思っているのではと邪智いたします。

■■お知らせ (1)
次回の「情報交換会」は11月中旬以降を予定していますが、弊社の「ロクテックあびこ発電所」(弊社内通称「ねぎソーラー」)のTIGO Energyの据付日ではなく、別の日に例の場所で行うことを検討中です。

■■お知らせ (2)
「懇親会」「情報交換会」に過去にご参加をいただいた方へのメールでの開催のお知らせは10月の「情報交換会」のお知らせで最後とさせていただきました。今後、メールでのご案内をご希望の方は、当ブログの「メルマガのようなもの」(準備中)へのご登録をお願いいたします。「メルマガのようなもの」は最大でも週に2回程度を目安に「お知らせ」を目的とするものです。「号外」と称した広告を送りつけるようなマネはいたしませんのでご安心ください。(今後とも「情報交換会」開催の予定のお知らせは、当ブログではさせていただきます。)

■■お知らせ (3)
一部の記事については、大人の事情により、独自ドメインのブログ ( http://blog.rokutech.jp/ )でのみ公開し、アメブロ (http://ameblo.jp/fppv/ ) では公開しておりません。独自ドメインのブログはURLにリンクも設定されているので便利です。ぜひ独自ドメインのブログ ( http://blog.rokutech.jp/ )をご覧ください。
posted by fppv (りょん)@rokutech at 23:45| Comment(0) | 与太話