2014年10月03日

九州電力様とかの例の件について (2)

せっかくなので、「お上」である資源エネルギー庁が公表しているデータを見てみましょう。

【九州全体の太陽光発電の設備容量】
資源エネルギー庁のホームページ
の左側の「固定価格買取制度 設備導入状況等の公表」からリンクされている、固定価格買取制度情報公開用ウェブサイトというタイトルのページの、都道府県別のデータ「A表」のうち、

・シート2-1「新規認定設備」の導入容量
・シート2-2「移行認定設備」の導入容量
・シート4が「新規認定設備」の認定容量

から、九州7県(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島)の太陽光発電のみを単純に合計してみました。「新規」とは固定価格買取制度がはじまってから、「移行」はそれ以前に認定されたものです。「移行認定分」は全部すでに導入されている(動いている)、という前提で計算しました。実際には、壊れたので撤去したなどもあるかもしれません。

九州7県の合計で以下の合計値が出ました。

(A) 導入容量(移行認定の導入容量+新規認定の導入容量): 3,245 MW (3.2 GW)
(B) 認定容量(移行認定の導入容量+新規認定の認定容量): 18.756 MW (18.8 GW)
(C) 認定はされているけどもまだ導入されていない(まだ動いてない)容量(B-A): 15,510 MW (15.6 GW)

「導入容量」(動いている)と、「認定済みだが導入されていない」(まだ動いていない)とでは、文字通り桁が1桁ちがいます。認定済みのうち1割強しかまだ動いていません。残りのうち、権利取りの地上げのようなものなのか、あるいは、原野商法のようなものなのか、そういったものもかなりあるかもしれません。どのくらいが実際に動く(見込み)のかをはっきりさせないと、九州電力様の中の人も困っているのではと思います。

【九州全体の電力需要】

「最大電力記録(発電端)」の過去最大の記録は、2008年(平成20年)8月1日に記録した1,771万kW (17.7 GW)とのことです。また、冷暖房の使用が少ない春や秋の晴天時などには、昼間の消費電力は800万kW (8.0 GW)とのことです。

電気の使われ方と電源構成
http://www.kyuden.co.jp/effort_power_composition.html
と、
なぜ、再エネの回答保留をしなければならないのか。
http://www.kyuden.co.jp/functions_inquire_faq_recyclable-energy_reservation.html#q1
にそれぞれ値が記載されています。

次に、文字通りデータを並べてみます。

●動いている太陽光: 3.2 GW
●水力: 3.6 GW (出力調整できる)
●原子力: 5.3 GW (「基盤となる重要なベース電源」)あるいは「重要なベースロード電源」)
●春・秋の昼間の需要: 8.0 GW
●火力: 10.7GW (急速には調整できない)
●設備認定済みでまだ動いてない太陽光: 15.6 GW
●過去最大の需要: 17.7 GW
●設備認定済みの太陽光の全容量: 18.8 GW

偶然なのなか、必然なのかはよくわかりませんが「」
●原子力: 5.3GW (「基盤となる重要なベース電源」)あるいは「重要なベースロード電源」)
●動いている太陽光: 3.2GW
の2つを足すと、
●春・秋の昼間の需要: 8.0 GW
にほぼなります。なるほど、このタイミング。なんとなく味わい深いものがあります。あ、九州電力様は「原発再稼働とは関係ない」と言っているそうですので、、味わうだけでお願いします。しかし、念の為に書いておきますと、500kW未満の太陽光には「30日ルール」は適用されません。もし仮に「買わないよ」って言われたら、みなさん(以下略。


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posted by fppv (りょん)@rokutech at 22:10| Comment(0) | 50kW未満太陽光発電所計画